☆はじめに
◎同一労働・同一賃金を考えるうえで、賃金の等級別表を考えることが有効です。
◎正社員も契約社員やパート労働者も同じ等級表で、働く場所の変更の有無、従事する仕事の変更の有無、労働時間の突発的な変更の有無、職務内容や責任の軽重などをポイント化し、等級表に当てはめていくことが大切です。
◎これからの時代は、多様な働き方に対応していく時代です。
◎そういう時代に合った、賃金等級表の整備が急務だと思います。
☆要素別点数表の導入の効果
◎働く社員が、誰しもが納得し、評価される賃金体系が重要です。
◎そのためにも合理的、具体的、公正・公平な運用が必要不可欠です。
◎要素別点数表でポイント化し、人事評価で評価を行うことで、働く人みんなが納得して、自分の力を十分に発揮できるようにしていくことが大切です。
◎特に、同一労働・同一賃金では、不合理な待遇差を禁止しています。
◎多様な働き方を促進し、ジョブ型雇用へ切り替えていくためにも、賃金等級表の設定や見直しは必要不可欠です。
☆人事評価による効用
◎働く人は、評価されることでモチベーションが高まります。
◎働く人のやる気と意欲は、生産性向上に必要不可欠です。
◎そのやる気と意欲を引き出すためにも、大きな改善が必要ですし、その改善には、働く人みんなの同意と納得が必要不可欠です。
◎そのためにも、キャリアコンサルティングを導入し、従業員の能力を高め、やる気や意欲を引き出していくことが重要です。
◎そして、しっかりとした具体的な人事評価を行うことが必要です。
◎上司や役員、社長による複数の評価により、公平性を担保し、従業員から意見や仕事の内容や達成状況をヒアリングして、従業員のやる気と意欲を醸成することによって、より良い会社経営を築いていくことができ、会社の活性化は担保されます。
◎そのためにも、専門家の活用が必要ですし、専門家によるアドバイスや助言を参考に、自社に合った制度を構築していくことが何よりも大切なことだと思います。