☆はじめに
◎高齢化や核家族化の進行、介護離職問題などを背景に、介護を社会全体で支えることを目的として、2000年に介護保険制度が創設されました。
◎介護保険の被保険者は、65歳以上の人(第1号被保険者)と、40歳から64歳までの医療保険加入者(第2号被保険者)に分けられます。
◎第1号被保険者は、原因を問わずに要介護認定または要支援認定を受けた時に介護サービスを受けることができ、第2号被保険者は、加齢に伴う疾病(特定疾病)が原因で要介護(要支援)認定を受けたときに介護サービスを受けることができます。
◎平成30年11月末時点での要介護(要支援)の認定数は、657.4万人で、この18年間で約3倍に増加しています。
◎特に、軽度の認定者数の増加が大きく、サービス別でみると、居宅サービスの増加が大きい状況です。
☆介護サービスの種類(都道府県、政令市、中核市)
〇居宅介護サービス
訪問サービス
①訪問介護(ホームヘルプサービス)
②訪問入浴介護
③訪問介護
④訪問リハビリテーション
⑤居宅療養管理指導
通所サービス
①通所介護(ディサービス)
②通所リハビリテーション
短期入所サービス
①短期入所生活介護(ショートステイ)
②短期入所療養介護
特定施設入居者生活介護
福祉用具貸与
特定福祉用具販売
〇施設サービス
介護老人福祉施設
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
介護医療院
〇介護予防サービス
訪問サービス
①介護予防訪問入浴介護
②介護予防訪問介護
③介護予防訪問リハビリテーション
④介護予防居宅療養管理指導
通所サービス
①介護予防通所リハビリテーション
短期入所サービス
①介護予防短期入所生活介護(ショートステイ)
②介護予防短期入所療養介護
介護予防特定施設入居者生活介護
介護予防福祉用具貸与
特定介護予防福祉用具販売
以上のような介護サービスがあります。
☆介護サービスの種類 (市町村)
〇地域密着型介護サービス
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
地域密着型通所介護
認知症対応型通所介護
小規模多機能型居宅介護
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護
複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)
〇居宅介護支援
〇地域密着型介護予防サービス
介護予防認知症対応型通所介護
介護予防小規模多機能型居宅介護
介護予防認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
〇介護予防支援
以上のような介護サービスがあります。
☆キャリア相談に係る介護支援について
◎企業内でのセルフ・キャリアドッグなどを行っていると介護にかかわる相談が増加しています。
◎「仕事と介護をどのように両立させていこうか」「介護をしなければならないが、仕事と両立させるためには、どのような介護保険の利用が考えられるのか」「介護期間中のキャリア形成について、どのような方法があるのか」等を相談されるケースが多々あります。
◎そのような場合、ケースケースで内容が違うのと同時に有益な情報を知りたいという要望もあります。
◎飯森社会保険労務士・キャリアコンサルタント・産業カウンセラー事務所では、介護について、ある程度の知識を持って、ネットワークを形成していますので、的確なアドバイスができます。